ytooyamaのブログ

サーバ構築とか、仕事で発見したこととか、趣味のこととかを書いています。

2021-01-01から1年間の記事一覧

コンテナーでMySQL Server 8を動かしてNode.jsからアクセスする

導入 前回の記事(というか、さっき書いた記事) ytooyama.hatenadiary.jp 「そのうち」といったのですが、このネタを年を跨いで書くのはなんかアレなので、早速コンテナー版MySQL Server 8で試すことにしました。 前回の記事で何をやっているのかは説明した…

久しぶりにNode.jsを触ってMySQLに繋ごうとしたらえらい時間かかった話

要約 これは2021年12月28日時点の情報です。 Node.jsのMySQLモジュールはMySQL 8以降のcaching_sha2_passwordに非対応(2.18.1で確認) Node.jsのMySQL2モジュールはMySQL 8以降のcaching_sha2_passwordに対応(しているらしいが手元では動かなかった。2.3.3で…

Slack.appのダウンロードしたファイルのロケーション

最近、Slackでファイルをダウンロードしたときにファイルが行方不明になることが度々発生しました。原因はデフォルト設定にあった様です。 ダウンロードのロケーションというところがデフォルトでは「各ダウンロードの場所を選択」がデフォルトでオンになっ…

Red Hat Enterprise Linux 9.0 Betaを触ってみた

2021年11月4日にRed Hat Enterprise Linux 9.0 Betaが出たとのことなので、触ってみることにしました。 rheb.hatenablog.com 上記ブログにあるように、「Red Hat Developer Programでの無償サブスクリプション」でもダウンロードできました。 今回は仮想マシ…

macOS 12 Montereyを数日使ってみて

macOS 12 Montereyを数日使ってみて、アップグレード後色々と問題があったmacOS 10.15 Catalinaと比べると、大きなトラブルなく使えています。 手持ちのアプリが動くかは要確認ですが、大体問題なく動くのを確認してます。ドライバー周りも確認が必要ですが…

Ubuntu 21.10以降のUbuntu Serverインストーラーに最小インストールオプションが追加された

表題通りです。Ubuntu Desktopはすでにそのようにできていましたが、Ubuntu Serverでもインストールオプションが選べるように改良されたようですね。とはいえ、Ubuntu Serverは最小インストールなので削るところは少ない気がします。 スクリーンショットの画…

OpenShift Origin MinishiftをLinux KVMで動かす

この記事はQiitaからの移行記事です。内容が古い場合があります。 前提知識 LPICレベル1程度の知識 Linux KVMの構築をしたことがある Dockerを何となく知っている Red Hat OpenShiftとは Red Hat OpenShiftはDockerおよびKubernetesを基盤としたPaaSを提供す…

Python 3.7でTensorflow 2.xを動かす

この記事はQiitaからの移行記事です。内容が古い場合があります。 前書き macOSにPython3.7.xをインストールして pip3 install tensorflow したら 2.1系が入りました。ネットで見つけたコードが動かなくて困りました。 Python 3.6.xとTensorflow 1.xのセット…

bpftoolをUbuntu 18.04LTSで利用する

この記事はQiitaからの移行記事です。内容が古い場合があります。 次の参考サイトをFedora 29ではなく、Ubuntu 18.04LTSで行う方法についてまとめる。 https://qiita.com/sg-matsumoto/items/8194320db32d4d8f7a16 Ubuntu 18.04のカーネルを更新 Ubuntu 18.0…

CentOS7のnmcliコマンドについて

この記事はQiitaからの移行記事です。内容が古い場合があります。 CentOSはバージョン7からNetwork Managerが標準で実行されています。一応互換性のため、従来のnetworkサービスもあるので、 # systemctl disable NetworkManager # systemctl start network …

Ansible はじめの一歩

この記事はQiitaからの移行記事です。内容が古い場合があります。 Ansibleはアプリケーションやシステムの管理を自動化するツールです。シンプルな構成ファイルとリモートサーバー上にPython 2.6以降があり、SSHによるリモートアクセスができる環境を用意す…

RaspberryPiにRaspberry Pi OSのヘッドレスセットアップ

この記事について ラズパイを買ってOSをセットアップして使い始めるまでのまとめです。 電源以外は何も接続せずにアクセスできるように、Wi-FIの設定を事前に仕込みます。 [2021年10月18日 追記] オリジナルの記事はQiitaで以前投稿したものと一緒ですが、一…

LogiのHD Webcam C615でノイズが入るのでなんとかした

Logicool(Logitech)のHD Webcam C615をずいぶん前に購入して使っていました。 macOSの場合、特にドライバーをいれること無く利用可能だったのですが、映像にノイズ(正確にはフリッカー)が入ってしまうのが気になりました。 次のページの情報を参考に、ア…

Parallels DesktopでUbuntu Serverを動かすと「random: fast init done」のあたりでずいぶん待たされる

Parallels DesktopにUbuntuをインストールした後、毎回Linux Kernelの起動にものすごい時間がかかる原因はこれでした。Linuxカーネルの問題なのでLinuxカーネルにパッチを当てるのが正攻法ですが、Parallels Desktopの仮想マシンの電源を切ってから、CD/DVD…

Zabbix 5.0.15 構築時のPHPのタイムゾーン設定変更がZabbixの初期設定ウィザードに反映されない問題

Zabbix 5.0.15-1+focalで遭遇。 Zabbix ServerのセットアップではPHPのタイムゾーンを指定する必要があります。 例えばUbuntu 20.04ベースだとこちらに書かれています。 https://www.zabbix.com/jp/download?zabbix=5.0&os_distribution=ubuntu&os_version=2…

NEC Aterm WX1800HPでブリッジでメッシュWi-Fiを構成する

8/6/2023 追記 親子機ともファームウェアをVer.3.0.10(2023年6月21日更新)に更新したところ、EasyMesh方式でもメッシュ中継機として設定できるようになっていることを確認しました。 www.aterm.jp 7/7/2022 追記 色々この機種は面倒なので現在、私はこの機…

macOS 11のsntpコマンドのman翻訳版(非公式)

macOS 11のsntpコマンドのman翻訳版(非公式)です。 よく使うのですが使うたびに忘れるので、個人ブログに貼っておきます。 マニュアルの利用方法ではsntpコマンドをそのまま実行していますが、実際使うときは管理権限が必要なので、 sudo sntp -sS time.as…

Ansibleでリモートセットアップしようとしたら "Missing sudo password" と言われたときに見る記事

Ansibleを使ってリモートサーバーのセットアップをするときにsudoをしばしば使うのですが、定期的に "Missing sudo password" と怒られるのをよくやるので、ここにまとめておきたいと思います。 Summary for the impatient リモートサーバーのsshdの設定が適…

激安のDACを買ったので(少しでも)良い音でApple Musicを聴いてみた

買ったのはこれです。 www.amazon.co.jp なんと2千円以下。USB-A端子ですね。 早速Mac miniのUSB-A端子に接続して、ヘッドフォンを接続してみます。 ユーティリティの「オーディオ装置」を起動して認識されていることを確認します。 フォーマットを「24bit/9…

M1 MacにおけるHyperkitとそれが必要なアプリケーションの利用について

Minikubeは、macOSではVirtualBox, Docker, Hyperkitなどの中で動かすことができました。 M1 MacではVirtualBoxが動作しないので、それ以外のDockerかHyperkitを使う必要があります。 MinikubeでKubernetesクラスターを作る場合、Dockerベースでは一部のアド…

microk8s 1.21がメモリーを最大32%削減したようなので試してみました

新しいmicrok8sが従来よりも32.5%、メモリー使用料を削減できたとのことなので試してみました。 ubuntu.com K8sのバイナリーを単一のバイナリーにコンパイルすることで、パッケージサイズとフットプリントの削減を実現したようです。ある意味k3sみたいな方向…

M1 Mac上のParallels Desktopで利用できたLinuxディストリビューション

仕事柄Linuxはよく使うので、M1環境における動作するLinuxでィストリビューションをまとめることにしました。 まずはじめに、arm64(aarch64)版でも、RHELおよびCentOS Linux,CentOS Stream、RHELクローンはM1 Mac上のParallels Desktopでは動かない模様(執…

M1コアのMac miniを使ってみて

2021/05/13 追記 Python3関連で追記をしました。 M1 Macを買おうとしたきっかけ Youtubeなどをみていると、次から次へとM1 Macの性能や互換性の高さ、コストパフォーマンスが良いと言う評価をしている方が多く、気になっていました。 私が所属してる日本仮想…

Fedora + CRI-O 1.20でKubernetes 1.21を動かしてみる

4/8にKubernetes 1.21がリリースされたので、早速触ってみることにしました。CRI-Oを簡単にセットアップしたかったので、Fedoraベースで試してみます。また、いつものようにSELinuxをenforcingモードのままで動かしてみたいと思います。 動作確認したバージ…

Fedora 33にrunCのアップデートが来て「Control Group v1」への切り替えが不要になったっぽい

Fedora 33にrunCのアップデートが来ていた。 [ytooyama@localhost ~]$ dnf changelog runc ... runc-2:1.0.0-375.dev.git12644e6.fc33.x86_64 の Changelogs * 月 4月 05 00時00分00秒 2021 Peter Hunt <pehunt@redhat.com> - 2:1.0.0-375.dev.git12644e6 - bump to v1.0.0-rc93</pehunt@redhat.com>…

「Get started with Docker Compose」を見ながら、Podmanとpodman-composeでコンテナアプリをデプロイしてみる

docs.docker.com これをみながら、Podman + Podman-composeを試してみました。 以下のバージョンを想定しています。 Podman 2.2.1以降 podman-compose 0.1.5(執筆日時点で最新) 必要なソフトウェアのセットアップ Podmanおよびpodman-composeをインストー…

Ubuntu 17.04以降にdnsmasqをインストールする方法

家で動いている複数のサーバーを統合しようと思いました。これまでRaspberry PiでDNSサーバーとNTPサーバー、Mac mini上のVMのCentOS Linuxでそれのサブ、openSUSEでコンテナレジストリーサーバーを動かしていました。OSが統一されていないのは無計画に色々…

Windows版の電車でGo/Go 2高速編をWindows 10で動かす

電車でGo!! はしろう山手線が2021年3月18日に発売されたのもあって、Youtubeとかをみると電車でGoをプレイする動画が増えてきています。 www.jp.square-enix.com 電車でGo!! はしろう山手線の公式サイトに初代電車でGoをスマホで遊べるサイトが用意されてい…

Linux版Minikube 1.18.1でPodmanドライバーの優先順位が変わったので試してみた

[お知らせ] この記事の初稿で、バージョンをMinikube 1.8.1と書いていました。現在は修正しています。 先日リリースされたMinikube 1.18.1で、Podmanドライバーの優先順位が変わりました。 github.com Podmanドライバーのドキュメントを見る限り、まだExperi…

Mac版のLibreOffice 7.0.4で日本語入力がなんか遅い

とある配布されていたODP形式の技術的なスライドを閲覧するためにLibreOffice 7.0.4のMac版をダウンロードしました。 スライドは問題なくみられたのですが、ドキュメントを作成するため、Writerを使ったらはまりました。 Writerでjpegないしpng画像を1枚貼り…

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