ytooyamaのブログ

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Parallels DesktopでUbuntu Serverを動かすと「random: fast init done」のあたりでずいぶん待たされる

Parallels DesktopにUbuntuをインストールした後、毎回Linux Kernelの起動にものすごい時間がかかる原因はこれでした。Linuxカーネルの問題なのでLinuxカーネルにパッチを当てるのが正攻法ですが、Parallels Desktopの仮想マシンの電源を切ってから、CD/DVDドライブを削除すれば回避できるということみたいです。

forum.parallels.com

確かにその後はすんなり起動します。

最初は「random: fast init done」とかで長時間かかっているので、よくあるエントロピーの問題なのかなと思っていたのですが、「UTM VM」のほうで同じバージョンのUbuntuを動かしたら再現しなかったので、おそらくParallels Desktopのバグなんだろうとフォーラムを巡回していたら見つけたのが最初のリンクの情報です。

askubuntu.com

最新のバージョンのParallels Desktop 17でも起きるらしいので、回避策で乗り切るしかないですね。 でもUTMもISOをマウントしてUbuntuをセットアップしたのに、なんで同じ問題が起きないんだろう。QEMUのほうで頑張って回避してくれてるのかな。

ちなみにParallels Desktop以外でこの問題が起きたことは少なくとも私はないです。

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