macOS 12 Montereyを数日使ってみて、アップグレード後色々と問題があったmacOS 10.15 Catalinaと比べると、大きなトラブルなく使えています。
手持ちのアプリが動くかは要確認ですが、大体問題なく動くのを確認してます。ドライバー周りも確認が必要ですが、私の手持ちのEPSONの複合機はプリンターもスキャナーもMonterey対応でした。
というわけで、これまでMacBook Pro 16インチはCatalinaのままにしていたのですが、このタイミングで全ての手持ちのMacをmacOS 12 Montereyにアップグレードしてしまいました。
気に入った機能について
iOS/iPad OS 15で使えていた集中モードに、(一部のアプリで使える)空間オーディオによる立体的なサウンド機能、FaceTimeやZoom、Slack CallやWeb exなどでも利用できるポートレートモード、「FN+Q」キーやホットコーナーで呼び出せるクイックメモ機能が便利だと思います。MacでAirPlayが使える機能も便利かもしれません。
あとは地味に使えるのが翻訳機能で、対応している(ほとんどの)アプリではこんな感じで使えるようです(矢印を押すと音声で発音を聞けます)。
ショートカットアプリがmacOSで使えるようになったのもいい感じです(Automatorもあります)。使い慣れたAutomatorを使うか、iOS由来のショートカットアプリを使うか選んで使えます。
セキュリティ機能としては、iCloudプライベートリレーやメールを非公開機能が使えるのもiOS/iPad OS 15と同様です。
ちょっと困った問題について
いろいろと便利になったmacOS 12 Montereyですが、次のような問題が起きたため、これからアップグレードする人のためになるかと思ってブログにまとめておきます。
1. アップグレード後初回の起動で画面が表示されない
macOS 12 Montereyアップグレード初回の起動時にHDMI接続にしていた外部モニターの画面が乱れました。ケーブルを差し直したり別のケーブルを接続したりを試したのですが、改善されませんでした。電源を長押しして再度電源を入れ(強制再起動)たところ、画面表示されました。なんらかの初期設定をすっ飛ばした可能性がありますが、その後は問題なく使えています。
アップグレード前に、デフォルトの解像度に設定したら起きないのかもしれません。 ちなみに、外部モニターを接続していないMacBook Proのアップグレードは特に問題は発生しませんでした。
2. サードパーティの日本語入力が無効化される
ATOKやGoogle日本語入力など、サードパーティの日本語入力アプリをインストールしている場合、どうやら無効化されてしまうため(標準のIM以外では)日本語入力ができなくなります。入力ソース設定を開いて追加すると元に戻ります。
まとめ
今のところ困った問題は2つくらいでした。アップグレードする場合は事前にTime Machineなどでバックアップをとってから実施することをお勧めします。