ytooyamaのブログ

サーバ構築とか、仕事で発見したこととか、趣味のこととかを書いています。

Ubuntu 18.04でMTUを設定するには

現行のDebian StableであるDebian 9 (stretch)やUbuntu Server 17.04までのバージョンは、次のサイトのようにinterfacesの設定で、インターフェイスをstaticにしてIPアドレスとともにMTUを指定してifdown,ifupするか、再起動してしまえば設定した通りのMTUが…

Parallels DesktopでopenSUSE Leap 15を動かしてParallels Toolsを入れる方法

openSUSE Leap 15をサーバーモードでインストールした後に次のように実行して再起動して済むのかなと思ったらエラーが発生して失敗してしまいました。 % sudo mount /dev/cdrom /mnt % cd /mnt % sudo ./install で、Cannot install Parallels Tools on Open…

macOSで日本語キーボードでWindows日本語版をRDPクライアントで操作していると起こること

まずはこちらです。 そしてこちらです。 これ、上は円マーク、下はバックスラッシュを入力しているのです。ところが日本語フォントの多くはバックスラッシュを円マークとして表示します。 Windowsではバックスラッシュをパスの区切り、アカウントのユーザー…

「計算された応答のパケットサイズが許容されている最大エンベロープサイズを超えています」というエラー

Windows Server 2019のWSFCでクラスターを組んでいた環境で、サーバーマネージャーに次のようなメッセージが出力されていました。 「次のエラーにより、構成を更新できませんでした: WS-Managementサービスは要求を処理できません。計算された応答のパケット…

Ubuntu Server 18.04のDNSの挙動に疑問

Ubuntu Server 18.04のデフォルトはsystemd-resolvedを使うようになっています。 別にそれはいいのですが、digコマンドの結果が以前のOSと異なり、うまく正引きできなくなることがあります。 まず、DNSサーバーのIPアドレスを確認します。 $ systemd-resolve…

古いMacBook ProにUbuntuを入れてみたら割と快適だった

MacBook Proの15インチモデルにはIntel CPU内蔵のGPUのほか、外付けのGPUが実装されています。そしてその構造から外付けのGPUが原因で画面が映らなくなったり、macOSがフリーズすることがあるそうです。 私のMacBook Pro 2011年モデルも、2年くらい前にmacOS…

CVE-2019-5736 Dockerおよびruncの脆弱性の件の簡易まとめ

話題の脆弱性の、「CVE-2019-5736 runc through 1.0-rc6, as used in Docker before 18.09.2 and other」についてです。 TL;DR RHEL7はすでにパッチを提供中 Scientific Linux 7もすでにパッチを提供中 CentOS 7は2/14にパッチ提供が始まったのを確認(1.13.…

kubectlコマンドのタブ補完

今度はkubectlコマンドのタブ補完について。 こちらは公式ドキュメントに書かれていました。 kubernetes.io こちらの情報も参考になりました。 stackoverflow.com いくつか方法はあるようですが、公式のガイドに書かれている方法を~/.zshrcに追記しました。 …

Docker for macのタブ補完

基本的にここに書かれている通りでした。 docs.docker.com 本文には「Homebrew版のzshの場合を例とする」みたいなことが書かれていますが、macOSバンドル版のzshでも有効でした。 macOS Mojaveのzshはバージョン5.3みたいです。 % zsh --version zsh 5.3 (x8…

PodmanをCentOS 7.6で使ってみた

先日、Docker互換のコンテナーを目指したプロジェクトがPodmanの1.0.0をリリースし、IT系のニュースなどにも取り上げられていました。 podman.io そのPodmanをCentOS 7.6で使ってみました。 インストール方法 RHEL 7.6以降やCentOS 7.6などでインストールで…

軽量Linux Alpine Linuxに切り替えた

VPN接続後の作業用踏み台サーバーとしてUbuntu ServerをインストールしたVMを提供していたのですが、KVMホストからみると、メモリーの使用率が稼働時間に比例して上がっていき張り付いたように見える問題が発生していました。 調査の結果、VMがメモリーを確…

DockerをUbuntu Server 14.04.xに入れる時に注意すること

え?何でそんなに古いOSを今から入れるんだですって? まあ、たまにそういうこともあるんですよ。 Ubuntu Server 14.04(およびUbuntu Server 14.04.1)はGeneric Kernelが3.13系で、Ubuntu Server 14.04.2以降は14.04LTSと16.04LTSの間のUbuntu Serverと同…

DockerのSnapパッケージが更新されていた

何気なく、Ubuntu 18.04でsnap search dockerとかやったところ、Dockerのsnapパッケージで割と新しいDockerがインストールできるのに気がつきました。 ちょっと前に見たときは提供されているバージョンはディストリビューションのdocker.ioよりもバージョン…

続・Ubuntu Server 18.04はスワップファイルに気をつけよう

以前、このような記事を書きました。 ytooyama.hatenadiary.jp 今回はその解決編です。 Ubuntu Live Server Installerはデフォルトのままインストールするとスワップをファイルで管理するという話を書きましたが、セットアップ中にスワップパーティションを…

USB-C関連のお買い物リスト

私用のマシンがMacBook 2017年モデルだったりGPD Pocketだったり、会社の仕事用のマシンがMacBook Pro 2018年モデルだったりと、USB-Cモデルが多くなってきました。 MacBook 2017年モデルを買ってから購入したUSB-C関連のアダプターが色々増えてきたので、そ…

Ubuntu Server 18.04はスワップファイルに気をつけよう

Ubuntu Server 18.04ではインストーラーが刷新されているのは何回か説明した通りです。ちなみに左側が旧来のDebian Installer版で、右側が新しいInstallerです。 一般的に新しいインストーラーの方が色々便利(*1)なのですが、一点だけ注意があります。 それ…

JujuでデプロイしたKubernetesにRancher 2を追加する

JujuでデプロイしたKubernetesにRancher 2を追加することができます。 手順は以下の公式ドキュメントにあるようにYAMLを用意してkubectlコマンドを使ってkubectl applyするだけです。 kubernetes.io 注目はYAMLファイルのここの部分です。 spec: containers:…

プリンターを買い換え

プリンターをEPSON PX-049Aに変えました。 近くのコジマで4980円でした。本当は印刷だけのプリンターが欲しかったのですが、今はそういう製品はあまり無いようですね。 家に帰って箱から出してセットアップも簡単に終了...とはいかず、ちょっと苦労したので…

Windows Server 2019でWSLをつかってみた

最近一部で話題のWindows版Linuxこと、Windows Subsystem for LinuxをWindows Server 2019で使ってみました。Windows Subsystem for Linux自体は以前のWindows Server 2016などやWindows 10などでも利用できましたが、今回のバージョンは正式リリース版なん…

Python3でQRコードを生成してみる

テストアプリケーションを作成するためにPython3でQRコードを生成する方法を調べてみたのですが、Python3のqrcodeモジュールとpillowモジュールの導入だけで簡単に使えることがわかりました。というわけで、いつものようにまとめます。 今回はmacOSでPython …

Kubernetesでいっぺんに複数のPodを作る

この記事はKubernetes 1.11で確認しています。 Kubernetesでいっぺんに複数のPodを作るには「---」でYAMLを仕切って書いていくだけです。 以下のYAMLにより、「2つのWorkerノードにだたのPodを作る、GPUアプリをデプロイするPodを作る」の3つの作業をいっぺ…

JujuとかKubernetesとか色々今日やったこと

Kubernetes環境が壊れた。まずい 会社で検証用に(私だけで)使っていたKubernetesが不調になってしまいました。kubectlコマンドを使ってPodを作ろうにもスケジューリングできないというエラーとやらでPodが一向に作れませんでした。しかしkubectl get node…

「特に問題なし」macOS Mojave (10.14) にアップグレードしてみました

macOS Mojaveにアップグレードしてみました。 High Sierraからのアップグレードです。家のMacBook 2017も会社のMacBook Pro 2018も無事にアップグレードできました。 MacBookの世代によってファームウェアの更新もされるようです。家のMacBook 2017は少しア…

UbuntuでPython 3環境をSnappyで展開する

UbuntuでPython 3環境をSnappyで展開する方法ですが、割と簡単でした。 下記の開発者が作成したsnapイメージを使うことで簡単にセットアップできるようです。 Install python36-jamesh for Linux, Linux apps in seconds | Snap Store インストール ~$ snap …

GitLabでCI/CDする(後日内容更新予定)

GitLabでCI/CDを行う方法はGitLab 8.4くらいがリリースされた頃、確か今から2年前くらいに試したことがあります。 GitLabもそれからずいぶんバージョンアップされたし、そろそろ再調査してみるかと思いました。 参考にした情報源のリンクをまとめます。 Gitl…

Redis Serverを使い始めました(後日内容更新予定)

今更かもしれませんがRedis Serverを使い始めました。 Ubuntu 16.04では3.0.6、Ubuntu 18.04では4.0.9が標準パッケージとして提供されており、aptコマンドで導入できます。 ちなみにDebian 9は3.2.6が標準で利用できるようです。 % sudo apt update && sudo …

Ubuntu Server 18.04以降で自動更新を止める方法

何度かこのブログでも取り上げましたが、Ubuntu Server 18.04からServer版にもLiveCD版が用意されるようになり、従来のDebian Installerを使ったバージョンから変わってこちらが公式のインストーラーとなりました。 新しいLive Server Installerは色々良くな…

Ubuntu 18.04.x+Python 3などの環境でpipが変な動き

パッケージを入れたり削除したり使い込んでいくと、pipコマンドがうまく動かなくなることがたまにあるようです。 今日、表題の構成やUbuntu 16.04.x + Python 3環境でも起きたので、そのうち原因を追求したいところ。 python3-pipを入れてすぐは動くのですが…

Ubuntu 18.04.1を新規インストールするときはapt lineに注意しよう

Ubuntu 18.04.1が7月27日にリリースされたので、早速インストールしてみました。 変更点はこちらにまとまっています。 デスクトップ版はまだインストールしていませんが、サーバー版はインストーラーでソフトウェアRAIDを組めたり、LVMを使うか否か選択する…

最近のバージョンのSafariでデフォルトフォントとサイズを指定する

Safari 12以降はこの方法でユーザーが独自に追加したフォントを利用することができなくなりました。システムに含まれるフォント(例えばヒラギノフォントや遊ゴシック、遊明朝、凸版文久フォント、Osakaなど)は利用できると思います。 大抵のブラウザーには…

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