会社と家のWindows 8.1をWindows 10にしました。ちなみにWindowsはVirtualBox 5で動かしています。
インストールまでは次の通りです。
- Windows 8.1をアップデートする
- Windows 10のISOをダウンロードする
- ISOイメージを挿入
- 自動起動したインストーラーでアップグレード
インストーラーは自動起動して、必要なアップデートがあれば自動的に適用、何回か再起動をしつつアップグレードが自動的に行われます。Home EditionならWindows 10 Home、ProならWindows 10 Proに更新されます。
さて、私は普段OS X Yosemiteを使っていて、Windowsが必要なときはVirtualBox上のWindowsを使っているのですが、Windows 10のアップグレードを行ったときに幾つか不具合を生じたので、ここに問題と解決策を書きたいと思います。
ちなみに仮想マシン上で動かないアプリを実行する場合のために実機のWindowsもあります。これもそのうちWindows 10にする予定です。
VirtualBoxの共有フォルダーが認識されない
Windows 8.1環境のときに作った共有フォルダーが、Windows 10にアップグレード後出てこなくなっていることに気がつきました。一旦VirtualBox側で共有フォルダーをオンにしたりオフにしたりしましたがいっこうに出てきませんでした。この問題の解決策は、「Guest Aditionを上書きインストール、共有フォルダーをもう一度設定する」でした。再起動後はWindows 10で共有フォルダーにアクセスできました。
サウンドが鳴らない
Windows 8.1時代にはなっていた音が鳴りませんでした。ただ音は鳴りませんが右下に表示されるスピーカーマークにはバツ印は付いていません。ドライバーの問題ではなさそうです。検索したところ、「ICH AC97に変更して、メーカーのドライバーを入れたら使えるようになるよ」という情報を見つけ、やってみたのですがそもそもインストーラーがうまく動きません。昔自作機でこういった現象が起きたのを思い出し、一旦ドライバーを削除して入れ直してみました。VirtualBoxでは次のようにしました。
- 設定を「Core Audio」、「Intel HD Audio」に戻す
- Windows 10でIntel HD Audioドライバーを削除
- Guest Aditionを入れ直す
- デバイスマネージャーを開き、Intel HD Audioドライバーを再認識させる
ちなみにIntel HD Audioドライバーは「High Definition Audioデバイス」と言う名前が正式です。