ちょっと調査でUTM.app を使ってRHEL9を動かそうとしたところ、「Fatal glibc error: CPU does not support ×86-64-u2」というエラーになり、カーネルパニックを起こして応答なしになる現象になりました(つまりインストールすらできません)。
RHEL9で起きるので、全てのRHEL9クローンでも再現します(注: これはRHEL側の問題ではありません)。
調べると次のような情報を見つけました。これはかなり古いCPUを実装した物理マシンでRocky Linux 9が動かないという投稿でした。
注目したのは次の投稿です。
Hmm “recommends” and “optional” make it sound not “required” but in any event, the Wikipedia article on X86-64 says v2 goes back to 2009’s Nehalem microarchitecture.
UTM VMのCPUの設定は「デフォルト」になっており、クリックすると選択肢としてCPUの種類が色々出てきました。もしかして「Nehalem」以降の世代を選ぶといいのかなと思い、試してみました。
無事起動しました。
ちなみにこれを動かしているApple Mac mini 8,1 (Late 2018)はCoffee Lake世代のIntel CPUを実装しています。選択肢にあれば設定したかったのですが、なかったのでそのままにしました。