まずはこちらをご覧ください。すごい黄色っぽいですよね。
OS Xでは「ディスプレイキャリブレータ アシスタント」というツールを使って、ディスプレイの色温度を設定します。ところがいくらD65くらいに設定してもあんな感じで色が好みの色に変わってくれないのです。
会社で使っているのはMacBook Pro (13-inch, Mid 2012)です。家で使っているMacBook Pro (15-inch, Early 2011)よりも新しい機種なんですが、ディスプレイ周りの不具合がやたら多いのが困り物。
さっきの画像にあったように、やたらディスプレイプロファイルがあるのですが、本来「このディスプレイのプロファイルのみを表示」の設定ではでてきてはいけないはずの「HD 709-A」と「SD 170M-A」という、消そうとすると不明なエラーが出るプロファイルがリストに出てきたり、「カラー LCD」を設定しても再起動するとディスプレイプロファイルの一番上のプロファイルがセットされてしまうといった不具合も起きていたりします(だから一番上にColorLCDとかいう英字の名前で好みの設定を登録してしのいでいます)。
※いずれも会社のMacでのみ起きている現象。家のMacもEl Capitanですが一切この手の問題は起きていません。
実際は画像で見るよりは茶色くはないのですが、モニター間をウィンドウを行き来した時に外部ディスプレイとMacBook Proの内蔵モニターで色の違いは明らかなので微妙にストレスでした。
El Capitanの「ディスプレイキャリブレータ アシスタント」はOptionを押しながら実行するとYosemite以前のものと同じような詳細な設定ができるので...
標準モードの「ディスプレイキャリブレータ アシスタント」
Optionを押しながら実行する「ディスプレイキャリブレータ アシスタント」
設定できる項目がOptionを押しながら実行すると増えているのがわかると思います。こちらのモードがYosemite以前で使えるものでした。なんでEl Capitanでこんな変更(ろくに設定が変更できないモードを標準)をしたんでしょうかね。
愚痴はその辺にしておいて、Optionを押しながら「補正」ボタンを押して「ディスプレイキャリブレータ アシスタント」を呼び出し設定した結果、次のようなになりました。
この茶色が... 割と見やすい色に...
そうだよ、この色だよ求めていたのは!!!
問題は解決しましたがそろそろ4年経ちますし、 新しいマシンを買ってもらおうかなあとかちょっと思いました。
ちなみに「HD 709-A」と「SD 170M-A」についてはいろいろやりましたが、消えてはくれませんでした。この事象については正直諦めモードです。