主に会社内のイメージサーバーにLinuxのISOイメージをコピーするとき用にUbuntu Desktop環境をつかっていたのですが、先ほど6GBくらいのファイルをコピー中に突然、ファイルアプリがクラッシュして閉じてしまいました。2GBくらいの使えないゴミがイメージサーバーに共有されてしまいました。
どうやら作業中にsnapパッケージの自動更新がされてクラッシュしたようです。 やっぱりsnapパッケージ中心の生活は私には合いません。
ということで、Lubuntuに乗り換えることにしました。 Lubuntuはminimalインストールすると、snaplessで運用できるようです。 なんだ、あるじゃないかと。
OS自体はインストール完了しましたが、さすがminimalインストールだけあって、ブラウザーが入っていませんでした。
そこでsudo apt install -U firefoxを実行しました。すると思った通りこれはメタパッケージでsnap版のFirefoxがインストールされ、snap版のFirefoxが依存するsnap版のcore, GNOMEその他色々がたくさん追加されて、snaplessじゃなくなりました。
[追記] 現在のUbuntu Desktopでは、Firefoxの他、Thunderbird、GNOMEなどがsnapパッケージでインストールされています。

OS自体は基本的にsnaplessだから良いかと思ったのですが、snap版のFirefoxを使って致命的な問題があることに気がつきました。
ハンバーガーメニューや拡張機能、ユーザーのアイコンとかを押してメニューが開かれるのがめっさ遅いんです。 押して5-6秒くらい待たされます(GNOME標準のUbuntu Desktopではそんなことは無いですが)。

「これはダメだ」と思ったら、MozillaがFirefoxのdebパッケージを配布するリポジトリーを提供してくれていました。
私がLubuntuに対して実行したコマンドも貼付けておきます。基本的には先のURLの情報通りです。
$ sudo install -d -m 0755 /etc/apt/keyrings
$ wget -q https://packages.mozilla.org/apt/repo-signing-key.gpg -O- | sudo tee /etc/apt/keyrings/packages.mozilla.org.asc > /dev/null
$ gpg -n -q --import --import-options import-show /etc/apt/keyrings/packages.mozilla.org.asc | awk '/pub/{getline; gsub(/^ +| +$/,""); if($0 == "35BAA0B33E9EB396F59CA838C0BA5CE6DC6315A3") print "\nThe key fingerprint matches ("$0").\n"; else print "\nVerification failed: the fingerprint ("$0") does not match the expected one.\n"}'
$ cat <<EOF | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/mozilla.sources
Types: deb
URIs: https://packages.mozilla.org/apt
Suites: mozilla
Components: main
Signed-By: /etc/apt/keyrings/packages.mozilla.org.asc
EOF
$ cat <<EOF | sudo tee /etc/apt/preferences.d/mozilla
Package: *
Pin: origin packages.mozilla.org
Pin-Priority: 1000
EOF
$ sudo apt-get -U install firefox
これで、Mozillaが提供するFirefox 150がインストールされました。

起動して確認しましたが、snap版で気になる遅延は、いっさいありませんでした。
Ubuntuはずいぶん前のバージョンからUbuntu Desktopについては多くのソフトウェアがsnapパッケージで提供されています。そういう意味ではUbuntu Desktopではsnapパッケージでも大きな問題はないものの、Ubuntu以外のほかのフレーバーでは、DEの違いからsnapパッケージは最適化が足りないのじゃないかなあと思います。
日本語入力
基本的にこの環境は軽作業しかしないので不要かもしれませんが、日本語入力くらいできたほうが良いかもしれないと言うことで、このパッケージをインストールしました。ほかのアプリがQT5だったので、fcitx5-frontend-qt5パッケージを追加しました。
これで、問題なく動いています。
sudo apt install -U fcitx5 fcitx5-mozc fcitx5-frontend-qt5
テキストエディター
最小インストールのLubuntuには、VIMのアプリ版がインストールされていました。 もうちょっとGUIのエディターが欲しいなと思って、Geditを入れようとしたのですが、GNOME関係のライブラリーが沢山はいるのがいやだったので、Mousepadをインストールしました。依存ライブラリーは結構少なかったです。

ダウンロードツール
ISOイメージのダウンロードは普段はwgetかcurlを使いますが、aria2というのを使うことにしました。同時に複数ダウンロードするときは結構速いです。Ubuntuのすべてのフレーバーで、apt install aria2でインストールできます。
使い方としてはこんな感じです。
//基本 aria2c http://example.org/mylinux.iso //並行ダウンロード aria2c -Z http://example.org/mylinux-1.iso aria2c http://example.org/mylinux-2.iso //テキストに書いたファイルをダウンロード aria2c -i uris.txt
超便利。