OS X Mavericks 10.9.2がリリースされましたが、Twitterで「OS X 10.9.2」をタグ検索すると、色々不具合が発生しているようです。いくつか挙げると…
- OS X 10.9.0から10.9.2にはアップデートできない(10.9.1である必要がある)
- OS X 10.9.2でGitHubにアクセスするとサーバー証明書のエラーが発生(→回避策)
- SafariのiCloud機能がオフになってしまう(→記事)
- ディスプレイ設定が消える(→記事)
- WebDAVが使えなくなる(→記事)
- Mail.appにおけるGMail利用時の安定性に問題がある(→記事)
- AirPlayミラーリングで不具合(→記事)
[3/17追記]
その後の調査で、設定が消えたり、重複(例えば時報の設定をオフにしても前の設定が残ってしまい、オフにならない)したりする問題が10.9.2でも修正されていないということが分かりました。「ディスプレイ設定が消える」という問題は設定周りの不具合に起因しているのではないかと思われます。新機能よりまずそっちを直して欲しかったなあ。
逆に修正されている主なところとしては、
- SSL接続時の検証に関する問題を解決
- FaceTimeに音声通話の発着信機能と割り込み通話機能(音声/ビデオ)が追加
- 個々の送信者からのiMessagesの着信をブロックする機能を追加
- 電源ボタン長押しでのスリープ関連の仕様変更(→記事)
- メールの安定性と互換性の改善
- メールでの未読カウントの精度が向上
- Gmailのアーカイブメールボックスとの互換性を改善
- Gmailのラベル機能への改善
- 特定のプロバイダからのメッセージ受信時の安定性が向上
- Safariの自動入力の互換性が向上
- SMB2を使用してファイルサーバーに接続する際の信頼性が向上
- VPN接続が切断される問題が修正
- 一部のMacBook Pro 2010年モデルのExpressCardの互換性を改善
など。
(→修正点一覧)
変な問題としては
- 日本語言語の翻訳に関するバグ(→情報)
というわけで今回も様子見にして、Mountain LionとSafariなどのアップデートだけすることにしますw
でも、とりあえずVMware Fusionにでも入れて、触ってみるかもしれません。
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