下記の記事を見たので、試してみました。
ちなみにEl Capitan以降のバージョンをインストールしている環境にはきていないようです。というわけで、はやくEl Capitan以降にアップグレードしましょう。
早速、実証
今回はOS X Yosemite 10.10.5をインストールしました。 これがYosemite 10.10.5のインストール直後にApp Storeを開いたところです。確かにHigh Sierraのアップグレードがアップデートと同系列に並べて表示されています。「アップグレード」なのに「アップデート」というボタンになっているところ、これが批判の元になっているのかな。
「アップデートを隠す」を試してみた
試しにHigh Sierraのアップグレードの上で右クリックしました。「アップデートを隠す」というメニューが表示されましたが、何度実行しても隠れてくれません。通常のアップデートではこの方法でアップデートをスキップできます。今回はこの方法は使えないようです。
「High Sierra」以外のアップデートを適用してみた
とりあえずHigh Sierraのアップグレード以外のアップデートを適用してみました。
アップデートを完了するには再起動が必要みたいです。ここで再起動すると「High Sierraのアップグレードまで行われたりするのでは?」と心配でしたが、とりあえず「セキュリティーアップデート2017-003 10.10.5」の横に表示された「再起動」ボタンを押してみます。アップデートが始まって、終わると再起動がかかりました。
再起動後にOS Xにログインして、App Storeを開きました。iTunesのアップデートが表示されたので、同様に「アップデート」してみました。問題なく終わりました。
考察
ボタンが紛らわしいという点を除いて、これを適用すべきか否かがわかる人はなんとか回避できると思います。仕事で使っているわけではなく、「パソコン」として使っているような初心者は、わざわざ古いOSを使い続けることはないと私は思います。
結果
というわけで、現状は「High Sierraのアップグレード」は表示されますが、「アップデート」ボタンを押さない限り「High Sierra」へのアップグレードはされないようです。何が何でも色々な手段(ポップアップを出したり、ウィンドウメッセージを出したり)を使ってWindows 7やWindows 8.1をWindows 10にしようとしたWindowsとは違いますね。
ちなみに何度も言いますが、はやくEl Capitan以降にアップグレードしましょう。今秋にはmacOS 10.14がリリースされます。El Capitanはそれまでの命ですので、できればSierra以降にすべきかと思います。移行の手間を考えれば。