vvvウィルスとは、ある日突然あらゆるファイルがウィルスによって暗号化され、拡張子がvvvになり、データの暗号を解除(復元)するにはバックアップから復元するか、データを諦めるか、身代金を支払わなくてはならないというウィルスのようです。
なんか最近Twitterでよくみる話題ですが、海外では割と昔からあるウィルス感染例のようです。
感染しないようにするにはAdobe Reader、Adobe Flash Player、Oracle Java、そしてOSのアップデートをして最新の状態を維持するのがポイントだそうです。
ただ、これらのアプリケーション、本当に普段から使うアプリケーションでしょうか。例えばChromeやFirefoxはAdobe ReaderなしでPDFを標準で見られます。ただPDFを見るだけでAdobe Readerを入れたのであればそういったものに切り替えたほうが安全です(滅多にPDFファイルを見ないのであれば)。
MacのSafariはプレビューでPDFを見ることができますので、Adobe Readerがインストールされていない場合はそちらで表示できます。
Adobe Flash PlayerについてもChromeの場合は標準でバンドルしていたりするブラウザーなのでそういったものに切り替えるとか、そういった機能をサポートしていないブラウザーだったら
Flashblock :: Add-ons for Firefox
のような拡張機能をつかって、必要なサイト以外ではFlashコンテンツを読み込まないといった対応をすることもできると思います(とはいえ、古いバージョンのブラウザを使い続けていたら元も子もないw)。
ちなみに誰にも聞かれていませんが、最近のバージョンのSafariにもプラグインの許可機能があって、プラグインの実行をドメインごとに許可する/しないを設定できる項目があったりします。Flash Playerプラグインは信用するドメイン以外では読み込まないように設定することができます。
一番確実なのは最新の状態にするということです。面倒でもきちんとセキュリティ対策をしてからネットにつなぐべきだと思います。