RDOリポジトリーのパッケージとPackstackを使って、OpenStack Mitakaを構築してみました。 CentOS 7.2を使い、インストール方法は構築の手順に従いました。
使った感想としてはOpenStack Dashboardのデザインやレスポンスがかなり向上したような気がします。 インスタンスの作成画面も大きく変わりました。個人的にこのデザイン変更は好みです。
コマンドレベルではnova-manageコマンドを実行すると、「もうすぐそのコマンドは削除されるよ」というメッセージが出力されました。OpenStack的にはopenstackコマンドを使って欲しいようですが、neutronコマンドはそのまま使えたので、Neutronネットワークはneutronコマンドで作ってしまいました。これまでのバージョンと比べるとコマンドレベルでの変更点はあまりなさそうです。
早速、下記のドキュメントにMitakaを追加しました。 github.com
インストール手順はこちらです。 github.com
なおUbuntu Serverでマニュアルインストールする方法で構築するのは色々と難航しそうです。現在社内でMitakaの構築に向けて作業を続けていますが、パッケージの問題なのか、手順漏れの問題なのかうまく動いてくれません。週明けには集中していた仕事は片付くので、本格的に調査をしてみたいと思います。個人的にはTrustyでMitakaじゃなくてXenialでMitakaをやりたいんですけどね。