vSphere 5.1ベースでXenDesktop 5.6を動かす場合、初期設定のままでは
こんなエラーがでて、vSphere 5.1とXenDesktop Controllerと連携させることができません(→CTX131512)。
これは以前のバージョンでもおきる問題で、回避策として「ESX/ESXi上でHTTPをサポートするようにWebプロキシサービスに変更を加える」という方法と「vCenter Server上でHTTPをサポートするようにWebプロキシサービスに変更を加える」という方法が良く使われていました。しかしこの2つの方法は内部構造がvSphere 5.0で変わった(指定されているパスに指定のファイルがない)ためvSphere 5.1では利用できず、「VMwareによりインストールされるvSphere上の自己署名証明書を使用する」の手順にしたがって自己署名証明書をインストールする必要があるようです。手順についてはCTX127448の一番下に書かれている通りですが、簡単に手順を説明すると以下の通りです。
- XenDesktop Controllerを動作させているサーバーでInternet Explorerを起動
- Internet Explorerで「https://
」(IPアドレスではない)を開く - CTX127448の手順に従って証明書を「信頼されたユーザー→ローカルコンピュータ」にインポート
これで、Desktop Studioの「ハイパーバイザーに接続できません」を回避できます。
あくまでこの方法は検証環境構築時の回避策です。本番運用の際は正規のSSL証明書を登録しましょう。
今更このエントリーを書いたのは昨日、これではまったからです。