ESXi Embedded Host Clientが結構良いよ とのことでしたので、早速私も導入してみました。HTML5で記述されており、Webブラウザで様々なESXiの操作ができるようです。対応しているブラウザーであれば、VMのコンソールをノンプラグインでも出力することができるようです。
インストール方法は公式の手順に従うだけです。ESXi5.5とESXi6とで導入するパッケージが異なるので注意。
プレビュー版なので例えば「無償ライセンスが適用されたホストで電源オフ状態のホストの電源を入れたり、スナップショットをとったりできない」、「ログイン時に幾つかエラーが表示される」といった事象がありますが、結構便利でした。
ちなみにコンソールが出せるブラウザはChromeとOperaはうまくいきました。Safariはクライアントの操作は可能ですが、コンソールは表示できませんでした。
電源断状態のVMのスナップショットはどうしようもなくて、結局vSphere Clientで操作してしまいましたが、ESXiでSSHを有効にすれば次のような切り口で操作できるので、なんとかなりそうです。
上記のようにESXiホスト上でコマンドを実行するのも良いですが、sshコマンドの機能と組み合わせるとリモートクライアントからESXiに対して情報を取得したり、VMの操作ができます。便利!
ESXiのVM一覧の表示
$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/getallvm"
393 OPST-CTR [datastore] OPST-CTR/OPST-CTR.vmx rhel7_64Guest vmx-11
394 OPST-COM [datastore] OPST-COM/OPST-COM.vmx rhel7_64Guest vmx-11
Connection to 172.17.14.10 closed.
VMID 393のVMを電源オン
電源オフ
シャットダウン
$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/power.shutdown 393”
再起動
また捗りますね。...仕事が