ytooyamaのブログ

サーバ構築とか、仕事で発見したこととか、趣味のこととかを書いています。

ESXi Embedded Host Clientは割と便利。今後に期待

ESXi Embedded Host Clientが結構良いよ とのことでしたので、早速私も導入してみました。HTML5で記述されており、Webブラウザで様々なESXiの操作ができるようです。対応しているブラウザーであれば、VMのコンソールをノンプラグインでも出力することができるようです。

f:id:ytooyama:20160129220022p:plain

インストール方法は公式の手順に従うだけです。ESXi5.5とESXi6とで導入するパッケージが異なるので注意。

プレビュー版なので例えば「無償ライセンスが適用されたホストで電源オフ状態のホストの電源を入れたり、スナップショットをとったりできない」、「ログイン時に幾つかエラーが表示される」といった事象がありますが、結構便利でした。

ちなみにコンソールが出せるブラウザはChromeOperaはうまくいきました。Safariはクライアントの操作は可能ですが、コンソールは表示できませんでした。

電源断状態のVMのスナップショットはどうしようもなくて、結局vSphere Clientで操作してしまいましたが、ESXiでSSHを有効にすれば次のような切り口で操作できるので、なんとかなりそうです。

qiita.com

上記のようにESXiホスト上でコマンドを実行するのも良いですが、sshコマンドの機能と組み合わせるとリモートクライアントからESXiに対して情報を取得したり、VMの操作ができます。便利!

 

ESXiのVM一覧の表示

$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/getallvm"

393 OPST-CTR [datastore] OPST-CTR/OPST-CTR.vmx rhel7_64Guest vmx-11
394 OPST-COM [datastore] OPST-COM/OPST-COM.vmx rhel7_64Guest vmx-11
Connection to 172.17.14.10 closed.

VMID 393のVMを電源オン

$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/power.on 393”

電源オフ

$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/power.off 393”

シャットダウン

$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/power.shutdown 393”

再起動

$ ssh -t root@172.17.14.10 "vim-cmd vmsvc/power.reboot 393”

また捗りますね。...仕事が

このブログサイトはJavaScriptを使っていますが、読み込んでいるJavaScriptは全てはてなが提供しているものであり、筆者が設置しているものではありません。