Windowsでsshとか使いたい場合、昔だったらTera TermとかPuttyとか入れていたと思いますが、私が触ったWindows 10のバージョンにはOpenSSH for Windows が実装されていました。次のコマンドが使えるようです。手元に現在ないので未確認ですが、Windows 11も同様かと思います。
- ssh.exe
- ssh-add.exe
- ssh-agent.exe
- ssh-keygen.exe
- ssh-keyscan.exe
バージョンはこんな感じでした。
PS> ssh-V OpenSSH_for_Windows_8.1p1, LibreSSL 3.0.2
ホームディレクトリーはC:\Users
の下にユーザー名を省略したものがフォルダーとして用意されています。
PS> pwd Path ------- C:\Users\ytooy
例えば上記の場合、.sshフォルダーを作ってその中でssh-keygen.exe
を使ってキーペアを作って、sshの設定はC:\Users\Username\.ssh\config
に書き込めばいい感じでした。
特に最初のServerAliveInterval
、これがないとブチブチ接続が切れてイライラしますが、設定を書き加えたあとは問題なかったです。
接続するホストの情報を書くと、いちいち色々指定せずにSSHアクセスできてラクです。
Host * ServerAliveInterval 40 Host 172.17.28.66 HostName 172.17.28.66 User cloud-user IdentityFile c:\Users\ytooy\.ssh\id_ed25519 IdentitiesOnly yes
ちなみにscpとかsftpとかはコマンドとして用意されていなかったので、そこまでやりたい場合はWSLを使ったほうが良さそうです。
WindowsでSSHを快適にするツール
Windows Terminalを入れると快適になります。
WindowsでCLIによるファイルの読み書き
Linuxなどではファイルの内容の確認にcatやlessを使うと思いますが、Windowsの場合はtypeが用意されているようです。 書き込みはnotepadを使うといいでしょう。
ただ、notepad(メモ帳)でファイル保存すると拡張子(.txt)がついてしまうので、拡張子が不要のときはmv abc.txt abc
みたいにして対応すると良さそうです。