iPhoneのバッテリー持ちの件が相変わらず話題ですが、iOS 10以降でiPhoneの傾きによるスリープの解除ができるようになり、デフォルトでは設定が有効化されています。最近の機種を使っていれば対応しているはず。
この機能は便利なこともあるのですが、ちょっと傾けただけでスリープが解除されるので予期しないスリープ解除が頻発してバッテリーへの影響や誤操作を起こす原因なのでは?などと思いました。例えば手に持っていて階段を上り下りするくらいでもスリープ解除されたり、ロックされて画面が消えたりを繰り返したりします。バッテリーが大容量化されたとは言え、スマホのバッテリーの消費の原因は画面のバックライトなので、予期しないタイミングでスリープが解除されるのは良くないですよね。
またこの機能との関連性は不明ではあるものの、この機能が有効化された状態では自動ロック(自動でスリープされる機能)がうまく動いていないのを手元のiPhone SEで確認しています。
これらの事象はiOS 10.1.1のバグの可能性がありますが、少なくとも私は「手前に傾けてスリープ解除」の機能を無効にすると自動ロックが正常に動くようになったのを確認しています。