仮想マシンのWindows 10がとにかく遅い。 スタートボタンを押しても、数秒遅れてようやくスタートメニューが表示される。 設定を開こうにも時間がかかる。コントロールパネルはすぐ表示されるのに。 もうやだ。Windows 8.1に戻す!
...とか思って、冬休み中に何とかしようと思い作業を始めたのですが、Windows 8.1に最新のパッチをあてたあとにユーザーとMicrosoftアカウントの統合をしようとしたら、どうやってもMicrosoftサービスにログインできなくて困りました。エラーメッセージで調べてもロクな情報が見つかりません。
本来はこんな感じでできるはずなのですが、いくらやってもネットワークの問題がどうとか、Microsoftサービスにログインできないとかエラーが出てダメでした。会社のWindows 8.1環境をセットアップした時はこの流れですんなり変更できたんだけどなあ。謎。
https://blogs.technet.microsoft.com/cs3_windows/2014/07/14/232-12408/
というわけで、諦めてWindows 10をどうにかすることにしました。 といってもやることは従来のチューニングだけ。設定を色々いじります。
ちなみにWindows 10はバージョンによって設定画面の項目名(翻訳?)が変わります。 以下の設定は「Windows 10 バージョン 1709 (OS ビルド 16299.192)」をベースにしています。
設定>個人用設定>色
- 「透明効果」を無効化
設定>簡単操作>その他のオプション
- 「Windowsでアニメーションを再生する」を無効化
コントロールパネル>システム>システムの詳細設定>パフォーマンス
この設定変更は歴代のWindowsでは一般的なチューニングです。
- デザインを優先にする 「デザインを優先にする」に設定して、「スクリーンフォントの縁を滑らかにする」や「XXの影をつける」など必要そうな設定のみ有効化
スタートメニュー>天気
- スタートからピン留めを外す
仮想マシンの構成の変更
- CPU を 2
- メモリーを 3GB
以上の設定変更で、何とか我慢できるレベルまでチューニングすることができました。 やはり、Windows 10は仮想マシンで動かすのは厳しいかもしれませんね。Parallels Desktopとの相性なのかな。
仮想マシンでWindowsを動かすと、Windows Updateのタイミングでたまにスナップショットを自動でボコボゴととることがあるので、定期的にスナップショットを削除(統合)して「ディスク領域の再利用」を実行すると良いみたいです。ただ、Parallels Desktopで「スナップショットの削除」をやりすぎると、たまにWindowsが壊れる(正常起動しないor青画面表示になる)けど。