VMware vSphere ESXi 5.1(以降ESXi 5.1)の共有ストレージ無しの移行およびvMotionではまったのでメモ。もう少し読み物っぽくできたら、会社のブログのほうに掲載します。
ESXi 5.1ではvMotionを行う場合に共有ストレージが必要なくなった(→「vSphere 5.1の新機能」参照)。
これまではvMotion(ライブマイグレーション)や移行(マイグレーション)を行う場合、以下の条件を満たす必要があった。
ESXi5.1では共有ストレージは必須では無くなった。ただし注意点がある。
- 世代の異なるCPUを備えたESXiホストの場合、クラスタを組んで、EVC機能を使って互換性を高めること
- 共有ストレージ無しの移行およびvMotionを行うには、vSphere ClientではなくてvSphere Web Clientを使うこと(注1)
ちなみに共有ストレージ無しの移行およびvMotionをvSphere Clientを使って行おうとするとエラーとなって移行できない。同じ操作をvSphere Web Clientで行った場合はvMotionが実行できる。
ただし、従来のような共有ストレージありの移行およびvMotionはvSphere Clientからも可能である。が、vSphere Web Clientを使った方がいい。
(注1)ESXi 5.1で追加された新機能についてはvSphere Clientでは利用できないか制限がある..とされている。