OS X Yosemiteにアップグレードする際に注意することについてまとめました。
ここに書かれていること以外にも注意すべき点があります。よく調べてからアップデートするか検討してください。
ちなみに以前移行にチャレンジをして失敗した原因は「Trim Enabler」がいけなかったようでした。現在は該当のソフトウェアは使っていません。
【システム系】
- 1.ユーザー辞書
ことえりを使っている方は、アップグレードする前に「ユーザー辞書」を開き、「コマンド+A」で単語を全て選択して、デスクトップにドラッグアンドドロップし、バックアップをとっておくと安心。一部のユーザーでユーザー辞書が消えたという声があったためです。ちなみに私は消えませんでした。
- 2.Trim Enabler
換装したSSDのTrimを有効にするTrim Enablerを使っている場合はTrimを無効化し、OS X Yosemiteにアップグレード後は使わないようにします。Trim Enablerををつかうと、セーフモードにして再起動後、Trim Enablerによってハックされたカーネルモジュールを読み込むことができずにOS Xが起動しなくなるためです。
ちなみに通常起動中はTrim EnablerでTrimを有効にしておいても問題は起きません。トラブルが起きた時に手の打ちようがなくなるので使わないほうがいいです。
- 3.通知センターのSNS機能
「キーボード→入力ソース」設定の「書類ごとに入力ソースを自動的に切り替える」が有効だと、通知センターのSNS機能で日本語入力ができません。切り替えようとしても切り替わりません。
- 4.前のバージョンのDockのようにアイコンが置かれているような感じにしたい
cDockで「Yosemite 3D」を設定すると従来と似た感じになります。「Colored Finder sidebar」は一部のアイコンが白紙になるのでオフ(OS既定値)にしたほうがいいです。
【ソフトウェア系】
- 1.Office 2011
Offoce 2011は不安定な様子(強制終了、ショートカットの不具合)。
正常に動きます。
- 3.Firefox
正常に動きます。
新しいバージョンが公開されていますが、前のバージョンがある場合(Macを複数持っており、すべてをYosemiteに移行していない)は更新はしないほうがいいです。
- 5.iTunes
OS X Yosemiteのアイコンと並んで、違和感を感じなくなりました。Yosemite版iTunesは初期のバージョンは起動しなかったようですが、現在はアップデート(12.0.1)が配信され、問題なく動くようになっています。
- 6.Janetter
正常に動作しません(設定が開かない、非アクティブにするとウインドウの描画が乱れる)がYosemite対応版はすでに対応完了しており、Appleの審査待ちだそうです。 AppStoreからダウンロードできる最新版はYosemite対応したようです。
- 7.夜フクロウ
AppStoreで提供されている最新版はYosemite対応しているようです。
- 8.Echofon
AppStoreで提供されている最新版はYosemite対応しているようです。
- 9.Adobe製品を使っている場合
よく調べてから移行したほうがいいです。
- 10.ProToolを使っている場合
よく調べてから移行したほうがいいです。