macOS Catalinaはセキュリティが強化され、Appleによる公証がされていないバイナリー(インストーラーや実行ファイル)を実行できず、「開発元が未確認のため開けません」というメッセージが表示されます。
別のマシンで許可した場合も、移行アシスタントを使って移行してきた場合、新しいマシンで再度以下の手順を踏まなければ実行できないので注意が必要です(ちなみにHomebrewでインストールしたバイナリーは特に問題なく実行できるようです)。
公証については以下のサイト記事に詳しい情報が書かれています。
解決方法1
解決方法は今までと一緒で、いったんダウンロードした実行ファイルを実行します。上記のようなメッセージが出るので「セキュリティとプライバシー」を開いて、「このまま開く」ボタンを押します。
もう一度実行すると次のようにウィンドウが変化します。「開く」ボタンを押すと実行が許可されます。
あとはいつものように取り扱えばOKです。
$ mv rke_darwin-amd64 rke $ mv rke /usr/local/bin $ rke --version rke version v1.0.8
解決方法2
ダウンロードしたものを右クリックして開くと、ダイアログが開かれるのでこれでも対応可能だそうです。
コマンドを実行したときにこのようなエラーが出た場合は、 cd
コマンドでバイナリーのパスに移動して open .
コマンドを実行すると、移動したディレクトリーがFinderで開かれます。同様にバイナリーを右クリックして開いて上記同様に許可すると、コマンドを実行できるようになるはずです。
これはあくまで例外として追加する措置なので、何でもかんでも許可しないようにすべきかなと思います。新しいバージョンでAppleによる公証をサポートしている場合があるので、確認も必要かと思います。