最近のmacOSはPython 2.7が標準でインストールされています。 これから使うなら推奨されるのはPython 3のようなので、macOSにPyhton3を導入するため、Homebrewなどを使ってインストールすると思います。
そして、何らかのコードを書いていくとPythonのあのモジュールが欲しいと思い、検索するとpipというコマンドがあることを見つけると思います。これをmacOSで実行するとハマるようです...と言うか、先程ハマりました。
macOSのpipコマンドはPython 2.7のモジュールを管理するためのコマンドなのです。
% pip -V pip 9.0.1 from /Library/Python/2.7/site-packages (python 2.7) % pip3.6 -V pip 9.0.1 from /usr/local/lib/python3.6/site-packages (python 3.6)
macOSでPython 3.xのモジュールをインストールするにはpip3.xコマンドを使います。Python 3.6の場合はpip3.6コマンドがありました。
% pip pip pip2 pip2.7 pip3.6 pipestatus
iPythonをつかってみた
また、Homebrewにはipythonというformulaも用意されています。昔はPython 2.x対応だったらしいですが、現在インストールできるipythonはIPython 6.2.1のようで、システムにPython 3が入っていればそちらを使うようです。こちらのページに掲載されているコードを実行するため、pip3.6 install numpy
とpip3.6 install matplotlib
を実行したあと、コードを実行すると別窓でグラフが出力されます。
macOSでpipコマンドを使うときはバージョンに注意という話題でした。