公開されているクラウドイメージは大抵のものは鍵認証のみ許可されているため、パスワード認証はデフォルトのままではできないわけですが、cloud-initパッケージが導入されたクラウドイメージであればOpenStackでは新しいインスタンス起動時に「カスタマイズ・スクリプト」に以下のように記述することで、インスタンスにパスワードでログインができるようになります。
[2020年11月30日追記] 最近のバージョンでは「コンフィグドライブ」を設定しないとうまく認証できないようなので、画像を差し替えました。
「コンフィグドライブ」の指定も忘れずに。
コピペ用
#cloud-config
password: vmpass
chpasswd: { expire: False }
ssh_pwauth: True
上記"vmpass"をお好みのパスワードに差し替えるだけでお好きなパスワードを設定できます!簡単ですね!
これでインスタンスを起動直後から、OpenStack Dashboard(Horizon)のコンソールでインスタンスの操作ができますね。
ちなみにCirrosではうまく動きませんでしたが、Fedoraのクラウドイメージでちゃんと指定したパスワードでログインできるようになったことを確認しました。
【追記】
もちろん、Ubuntu Cloud Imageも同じように使えました。このサーバー、ダウンロードがめっさ遅いけど
【参考】