自宅のテレビの一部のチャンネルが、時間帯によってノイズが入ったり映らなかったりすることが最近頻繁に起こるようになりました。 そのたびに1階に設置されたONUから分配器、ブースターの間のF型コネクタの緩みを調整し直すことで回復していたのでだましだましその対応をしていたのだけど、だんだん嫌になってきました。
ちなみにこれがもともとの接続です(手書きなのでキレイではありませんが)。
分配器が2つ設置されています。図ではTVとの接続は直接接続していますが、実際は分波器を使ってBS/CSと地デジを分波してから接続しています。分配器が2つになっているのは1階のテレビに接続するためと思われます。
一見良さそうですが、分配器は1つの信号を同じように複数の信号に分ける機器で、分配を繰り返せばその分損失も発生します。 そこで余っていた3分配器を使うことにしました。
結果、掃除をする時にそのへんの配線を持ち上げたりおろしたりする際のF型コネクタの緩みが起こる確率も減り、分配器が1個になったことで多少損失も減り、TVが示す放送電波の強度も「地デジ: 65-50% BS: 80-85% CS: 60%程度」から「地デジ: 70-59% BS: 90% CS: 70%程度」に改善されたので、今の所「テレビのXチャンネルが映らなくなった」と言われることもなくなりました。
この配線はNTTのBフレッツの工事の時に業者さんにやってもらったものなんですが、そもそも3分配器を使ったらいいのに、なんで2分配器を2つ重ねるかな。手持ちがなくてしかたなくなのか、そもそも2分配器を2つ重ねる方法が標準工事の仕様だったのか。
(ちなみに分配すればするほど損失が発生するので、当然ながら2分配器よりも3分配器のほうが損失は発生します)
今の自宅は築20年以上経過したので、内部に張っている同軸ケーブルも変えないとケーブルの劣化がテレビの写りに影響をを与える原因も考えられるからなあ。とはいえ、とりあえず解決できてよかったです。