Yosemiteから前のバージョンのOS Xにダウングレードしようと思ったが、
- YosemiteでTime Machineでフルバックアップ
- OS Xをダウングレード
- 移行アシスタントでTime Machineバックアップからデータ移行
という、いつもの方法を実行してみたところ、「バックアップが新しいバージョンのOS Xで作られたものなので、復元するにはYosemiteへアップグレードが必要」といった内容のエラーが出て詰みました。MavericksからMountain Lionはその方法でいけたんですけどね。
他の方法でバックアップした上で、ダウングレード→データ復元という作業が必要な模様です。
容量の大きいバックアップディスクを使っていたら、Time Machineから以前の環境を復元できたのですが、その方法は使えないので困りました。連休中に方法がないか調べてみたいと思います。
【1/31 追記】できました!
Western Digital(以降、WD)社の外付けハードディスクと、付属していたWD SmartWare Mac版、Time Machineバックアップを使うことでMavericksにダウンロードすることができました。手順は次の通りです。
ちなみにTime Machineでさらにバックアップを取っているのは、うまくいかなかった時のためのバックアップ兼アプリケーションの移行用です。
[Yosemiteで作業]
- Mac版WD SmartWareが使えるWD外付けハードディスクを接続
- SmartWare Mac版をインストール
- SmartWareでバックアップ
- Time Machineでバックアップ(自動バックアップは切に設定)
[Mavericksで作業]
- Mavericks USBインストーラでブート
- ハードディスクをフォーマット(Mac OS拡張(ジャーナリング)形式を選択)
- OS X Mavericks(10.9.5)をインストール
- Mac版WD SmartWareをMavericksにインストール
- WD SmartWareを起動
- バックアップしたデータから必要なデータにチェックをいれてリカバリ
- 何もせずに、ここで一旦再起動
- Time MachineディスクをFinderからアクセスして、必要なアプリケーションをコピー
- 動かないアプリケーションはインストールし直しで
- 全部終わったら残りの作業をして終わり
- OS X Mavericksのアップデート
- iCloud周りの設定
- ネットワーク設定
- そのほかシステム設定
- アクセス権の修復
- 必要に応じてFlash PlayerとかJavaなどを入れる
■注意点
- Mac版WD Smartwareが使えるWD外付けハードディスクは、あまり多くないので注意
- ちなみに私は旧My Passport Studioを持っていたので、対応するHDDでした
- iCalのデータはMavericksに持っていくと、iCalが強制終了を起こすなどちょっと苦労するので、移行しないで新規にアカウントを設定し直したほうがいい
- Mail.appは移行後の最初の起動でメールが表示されなくても少し起動したまま放置すると読み込んでくれるので待つ
- Firefox/Thunderbirdは移行後に起動すればYosemiteで使っていた時と同じ状態でそのまま使えた