ytooyamaのブログ

サーバ構築とか、仕事で発見したこととか、趣味のこととかを書いています。

続・macOSでリモートサーバーに接続してLinuxの仮想マシンマネージャーを操作する

先日、こんなことを書きました。

ytooyama.hatenadiary.jp

そして、最近macOS 10.12.6のアップデートを適用したのですが、それ以降つぎのようにリモートサーバーにSSH接続するとエラーが表示され、リモートサーバー上でソフトウェアを実行してもXサーバーが起動してないよみたいなエラーになります。つまり、XアプリケーションのSSH転送ができなくなっていました。

% ssh -XC root@172.17.32.90
Warning: untrusted X11 forwarding setup failed: xauth key data not generated

エラーでWeb検索した結果、次のようなフォーラムのページを見つけました。

stackoverflow.com

ssh_configになにがしを書けとか、-Yオプションを使うといいよとか、Xquartzを再インストールすると良いよとか色々あり、再インストール以外は書かれていることは一通り試してみたのですがダメで、私の環境の場合は結局、次のように設定したらなんとかなりました。

その設定方法とは、macOS側のsshクライアントの設定にXAuthLocationを指定するというものでした。パスはOS Xのバージョンによって違うようです。とりあえずwhichコマンドやwhereisコマンドなどで探せば良いと思います。そこで出てきたパスをXAuthLocationとして指定します。ちなみにHost *のところに書いてしまいましたが、X転送するホストが決まっている場合は、ホスト名をきちんと書いても良いかもしれません。

% vi ~/.ssh/config
Host *
...
XAuthLocation /opt/X11/bin/xauth

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