ytooyamaのブログ

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サーバーのJavaコンソール対策をLinuxでやる

リモートサーバーへのアクセスってInternet Explorer向けのActive Xコンソールか、Javaを使ったJavaアプレットコンソール、同じくJavaを使っているけどもう少しセキュアで使い勝手の良いJava Web Start(Webアプリ版)、最近だとHTML5の技術を使ったHTML5コンソールなどがあったりします。DellPowerEdgeサーバーとかね。

ただ、最近はブラウザープラグインもセキュリティがガチガチすぎてまともに操作できなかったり、ちょっとキーマップがおかしかったり、不明なエラーで画面が出なかったりと色々大変です。サーバーが古ければ古いほど困ります。

最新の機種を使っていればファームの更新で対応できるものもありますが、ちょっと前のモデルだったり、もう販売終了しているものだと対応は絶望的だったり。色々手を尽くしましたが、LinuxデスクトップでJavaコンソールを使うのが一番まともに動くのがわかりました。

必要なパッケージですが、次の通りです。なお依存関係のあるソフトウェアは全部インストールしてください。 まずFedoraを使う場合です。

# dnf install icedtea-web

次にUbuntu 16.04.xを使う場合です。

# apt update
# apt install icedtea-8-plugin

いずれのOSでもプラグインをインストールするとそれに依存するOpenJDKやその他必要なパッケージ、ライブラリーがインストールされます。

以上です。これで古いサーバーも新しいサーバーもリモートアクセスできるようになります。

ちなみに、一部の管理コンソールではFlash Playerが必要なものも存在します。その場合は次のパッケージをインストールします。まずはFedoraの場合。

# rpm -ivh http://linuxdownload.adobe.com/adobe-release/adobe-release-x86_64-1.0-1.noarch.rpm
rpm --import /etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-adobe-linux

# dnf install flash-plugin alsa-plugins-pulseaudio

次にUbuntu 16.04.xの場合。

# apt update
# apt install flash-plugin-installer

ただし、Ubuntu 16.04.xではFlash Playerはflash-plugin-installerよりもadobe-flashpluginを入れた方が良さそうです。一つ目のサイトにあるように、ソフトウェアアップデートのリポジトリー設定で「Canonical パートナー」を有効化する必要があります。

これでバッチリですね。

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