ytooyamaのブログ

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MacでGnuPGを使う

JPCERT/CC、「はじめての暗号化メール(Thunderbird編)」公開 という記事を見て使いたくなったので、環境構築してみようと思いました。

OS XGnuPGを使うには、基本的に「Mac GNU Privacy Guard」で公開されている手順でやれるんですけど、自分が成功した手順と若干異なるので、忘れないようにメモしておこうと思います。

まず、開発環境が必要なのでXCodeコマンドラインツールをインストールしておきます。全てそろうと、以下のようにコマンドを実行して結果が出力されるはずです。

$ gcc --version
i686-apple-darwin11-llvm-gcc-4.2 (GCC) 4.2.1 (Based on Apple Inc. build 5658) (LLVM build 2336.11.00)
Copyright (C) 2007 Free Software Foundation, Inc.
This is free software; see the source for copying conditions. There is NO
warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.

この状態で手順にしたがって、ソースのダウンロード、展開、ビルド、インストールまで行います。

インストール後、以下のコマンドを実行しようと書かれていますが、いつまでたっても終わりませんでした。

gpg --gen-random 0 > rnd &

このコマンドは実施せず、はじめての暗号化メール(Thunderbird編)の方法でThunderbird拡張機能を入れてその拡張機能で鍵を作成するか、こちらの手順で鍵をコマンドラインで作成することで環境構築できるようです。とりあえず個人で使うメールに対して鍵を設定してみました。うまく動いているようです。

ちなみに「はじめての暗号化メール(Thunderbird編)」の手順では、SeaMonkey Mailでも暗号化メールの導入が可能です。気になったら是非トライしてみてください。

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