CentOS 5.7のインストーラにはバグがあります。この問題はCentOS 5.7を既定のままインストールした場合、OpenOfficeをインストールする際に日本語言語でCentOSを使うように設定したあと、OpenOfficeをインストールするように選択した場合、以下のようなメッセージが表示されると言うものです。
Retrying Package download.
またしばらく待つと、ファイルの破損エラーが表示されます。
ファイル openoffice.org-langpack-ja-JP-3.1.3-19.5.el5_5.6.x86_64.rpmを開けません。ファイルが見つからないか、パッケージやメディアが破損している可能性があります。インストール元を検証してください。
終了するとシステムは矛盾した状態となり、再インストールを必要とする可能性が高くなります。
■回避策
・OpenOfficeをCentOS 5.7をインストール後、yumを使って導入する
・独自に差し替えたバージョンのディスクイメージを作成して、そのイメージを使ってインストールする
・CentOS 5.7以前のディスクイメージでインストールして、yum updateを行う
■バグの報告について
この問題はすでにバグトラックシステムに登録されています。
■補足情報
インストーラはopenoffice.orgの各言語パックのバージョン3.1.3-19.5.el5_5.6.x86_64.rpmを要求していますが、ディスクイメージのディレクトリをみる限り、バージョン3.1.1-19.5.el5_5.6.x86_64.rpmの言語パックしかありません。