ytooyamaのブログ

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CentOS 5.xでKVMを後からインストールする場合の注意事項

[2012/3/8 追記]
タイトルに「CentOS 5.x」とバージョンを付け足しました。


CentOS 5.5をインストール後、KVMをインストールしてVirt-managerでゲストを作ろうとしたところ、virtinstが色々エラーを出していました。
また、こんなエラーも。どうやら、qemu-kvmがうまく動いていないのが発端のようです。

エラー内容:
# /usr/libexec/qemu-kvm -help | head -n 1
/usr/libexec/qemu-kvm: error while loading shared libraries: libspice.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
# ldd /usr/libexec/qemu-kvm | grep libspice
libspice.so.0 => not found

KVM関連をreinstallしても、一度アンインストールしてからインストールし直してもダメで、
CentOSを最初からインストールし直しだな」と思っていたのですが、ふとググってみたところ、CentOS Bug Trackerに同じような報告がされていたを発見。
http://bugs.centos.org/view.php?id=4167

そこに「qspice-libsを入れてみましょう」みたいなことが書かれているようなので、早速以下の通り実行してみました。

# yum install -y qspice-libs

しかし...

エラー内容:
# /usr/libexec/qemu-kvm -help | head -n 1
/usr/libexec/qemu-kvm: error while loading shared libraries: libspice.so.0: cannot open shared object file: No such file or directory
# ldd /usr/libexec/qemu-kvm | grep libspice
libspice.so.0 => not found

そこで、CentOSのミラーサーバー上にあるKVM関連のバージョンを確認してみました。

os
kvm-83-164.el5.x86_64.rpm 27-Apr-2010 08:41 855K
kvm-qemu-img-83-164.el5.x86_64.rpm 27-Apr-2010 08:41 153K
kvm-tools-83-164.el5.x86_64.rpm 27-Apr-2010 08:41 161k
kmod-kvm-83-164.el5.x86_64.rpm 27-Apr-2010 08:41 1.2M

update
kvm-83-164.el5_5.23.x86_64.rpm 04-Nov-2010 08:37 864K
kvm-qemu-img-83-164.el5_5.23.x86_64.rpm 04-Nov-2010 08:37 162K
kvm-tools-83-164.el5_5.23.x86_64.rpm 04-Nov-2010 08:37 170K
kmod-kvm-83-164.el5_5.23.x86_64.rpm 04-Nov-2010 08:37 1.2M

extra
kvm-36-1.x86_64.rpm 08-Nov-2007 21:30 949K
kmod-kvm-36-2.2.6.18_92.1.10.el5.x86_64.rpm 08-Aug-2008 07:54 417K
kmod-kvm-36-3.x86_64.rpm 04-Oct-2008 00:20 419k

extraレポジトリを有効にしているので、もしかして古いのが入ってしまったのかな?
そう思い、extraレポジトリをpriority=2に設定して、もう一度、

# yum -y install kvm kmod-kvm kvm-qemu-img libvirt python-virtinst bridge-utils virt-manager virt-viewer etherboot-zroms-kvm

したところ、

# /usr/libexec/qemu-kvm -help | head -n 1
QEMU PC emulator version 0.9.1 (kvm-83-maint-snapshot-20090205), Copyright (c) 2003-2008 Fabrice Bellard

どうやらうまくいった様子。
早速、ゲストを作って、CentOSをインストールしてみました。


...問題なくCentOSのゲストインストールは終了しましたとさ。

[11/2/16追記]
これを書いた時には書きませんでしたが、CentOS Plusレポジトリも古いバージョンのKVMが置かれています。
ということで、KVM環境を構築する場合は、CentOS Plusレポジトリ、extraレポジトリはpriorityを低く設定するか、無効にして環境を構築してから有効化することをオススメします。